恐怖のビデオのつづき
1999年3月


 ...いちおうお約束で引っぱりましたが...。
 べつに観たら1週間後に死んでしまうとか、そっちの話ではありませんです。
 なにが恐怖かというと...。
 ケーブルテレビに取材された時のビデオだったんですね〜。

 ある日、KCT(金沢ケーブルテレビ)さんから電話がかかってきました。うちがやってるキルトショップ「Milky Way」のホームページを見てくれたらしく、こだわりのお店とかおすすめショップを紹介する15分番組で紹介したい、ということでした。

 さぁ取材当日が大変!
 放送制作部のHさんは、たったひとりでやってきました(そのくらい身軽なのが地元密着のCATVの良さなのだが)。照明さんも音響さんもなし。...ということは、もうこのカメラマン兼キャスター兼演出兼その他もろもろ担当のHさんとの、真剣勝負なわけですね。
 だいたい普段から、ヨメさんからして殆ど化粧っ気もなく、あたしゃ無精髭のまんま店番やってるというお店です。んで、敵(?)は真っ正直なカメラ1台きり...。
すなわち。齢と顔のゴマカシが効かない...。

 店内のスナップとか、夫婦で働いている『みたいな』カットとかの撮影が進んでゆきます。最後にカメラの前に並んでインタビュー。立派なことは言える筈もないのだけど、外がうるさかったりすると一人前に撮り直しなんかもあります。「お店の名前の由来は?」「いやあの、飲み屋でテキトーに...」なんてのは、きっとカットされたりするわけです。

 1時間くらいで、なんとか取材終了。
 で、ここからが長い。
 ...というのは、うちはCATVは契約していないのです(最近は忙しくて地上波さえろくに見る暇がない)。そこで、1か月間毎日放送して、その後、放送が終わったらテープを1本送ってもらえることになりました。
 まるまるひと月、どこで誰が見ているかもわからない番組に、自分たちの姿がどんなふうに写っているものやら知る術もないまま、長い長い1か月が過ぎました。で、冒頭の『恐怖の』ビデオ到着となった次第。

 しらふで見るのは怖い、というので、お酒を飲みながら夫婦一緒に見ましたよ、はい。
 で、どうだったかって?
 ...言いたくない...(^_^;。



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