バッシ！ 2003年04月 4月3日にバッシして、11日にバッシした。 右の下の親知らずが前倒しに生えてきたのだ。 う〜ん、なんか違うなあ。 「前倒し」と言ってももちろん永久歯より先に生えてきたのではない。とにかくほぼ90度、前向きに倒れたまま露出してきたのである。前向きの横倒しで生えた、とでも言えばいいのだろうか。 隣の奥歯との間に深い隙間が出来、口臭と虫歯の巣になりそうだったので、先々週『抜歯』した。 これがまた厳密には「抜いた」というのとはだいぶ違う。 倒れているので、顎の骨が覆いかぶさって上向きには抜けない。前向きに抜こうにも、行く手には別の歯が立ちふさがっている。 それで、問題の親知らずは、歯茎を切開し、顎の骨を削った上で、３つに切断され、撤去された。 歯を取り除いた跡は、消毒され、縫合され、抗生物質が投与された。 たかが歯１本で、立派な手術になってしまった。 その『抜糸』が、先週だった。 何日も続いた痛みも、御飯粒がゆうに２個は納まる穴も厄介だが、一連の出来事を日本語で簡潔に説明するのがたいそう厄介であった。

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