荘川桜ツアー
2004年4月

御母衣(みぼろ)湖畔の荘川桜(しょうかわざくら)を見に行ってきた。
ちなみに金沢市内では、桜はもう3週間も前に終わってしまっている。

東海北陸道五箇山IC付近。 残雪と新緑の対比が美しい。
開花情報はインターネットで。この時期、荘川村役場のホームページでは、画像入りの開花情報が毎日のように更新されていて、おおいに役立った。
天気予報もピンポイントで調べられる。便利な世の中になったものだ。

荘川桜。
この古木はもともと、御母衣ダム建設のとき、ダム湖に沈んだ集落にあったものを、たいへんな苦労の末に移植したもの。観光の目玉にもなっていて、この日も大型観光バスが次々と訪れていた。

荘川桜。
青森でさえすでに満開だそうだから、本州でも開花がもっとも遅い桜のひとつだろう。

荘川桜。
さらに足を伸ばして美濃白鳥(みのしろとり)へ。途中、蛭が野(ひるがの)周辺ではミズバショウやザゼンソウがいっぱい咲いていた。

ミズバショウ。 蛭が野高原。
白鳥町(2004年3月に合併して郡上(ぐじょう)市になった)にも桜の巨木があり、やはりインターネットで開花情報を公開している。荘川村よりは緯度も標高もぐんと下がるので、こちらは既に花は散り始めていた。
樹齢400年のエドヒガンザクラがある善勝寺は、桜のほかにも花があふれる美しいお寺だった。極楽浄土というのがあるのならこんな感じではないかなあ。

善勝寺境内。
じつはこの日は天気がめまぐるしく変わる一日で、降ったり晴れたりが何度も〜ときには同時に〜繰り返された。

善勝寺からの帰り道、滑稽なほど低くて、近い虹。
帰りの行程ではカモシカにも遭遇。

荘川村、国道わき。
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